「ねえスパーダ。どうして僕なんかを好きだなんて言うの?」
「あ?何だよいきなり」
「だって僕童顔でスパーダみたいに格好良くないし、運動も苦手だし根暗だし…」
「ちょ、待っ、いやいやいや待て待て待て」
「スパーダが好きになってくれるようなとこなんて、何にも…」
「だから待てっつってんだろ!!」
ゴッ。鈍い音が響いた。
そして頭を抑えて蹲るルカと、額をさするスパーダ。
「お前が童顔だろうが運動音痴だろうが根暗だろうが、そんなんどうでもいいんだよ!」
「……………?」
「俺は、お前がお前だから好きなんだ。
そんなん欠点でも何でもない。むしろそれら全部ひっくるめて、俺はお前が好きなんだ!」
「………え……?」
「ぁっ…!」
一瞬にしてかっと頬が赤く染まる。
真っ赤になったルカと、恥ずかしさで目を逸らし苦い表情を浮かべたスパーダが、暫くお互い無言で立ち尽くしていた。
イノセンス目的で来てくださっている方も多分いるだろうに何も作品がない状態に、これは申し訳なさすぎるので即行で描きましたスパルカ。
ペン描きもしてない落書きですみません…。
文に分類するべきか絵に分類するべきか迷いましたが一応絵で。だって絵以上に文がぐっだぐだすぎるから。
まだ発売まで2ヶ月あるのにイノセンス楽しみすぎる。スパルカ愛しすぎる。
どうやらうちのスパーダは普通に「好き」とか連呼する奴のようです。
世間では好きな子の前ではまともに喋れない純情シャイボーイなのにな!
しかし裂空斬とか使えるあたりルカは運動音痴でもなんでもない気がするよ。
07.10.5